【保存版】宅建士に効率よく合格できるスケジュール。勉強期間6ヶ月(半年)の独学者向けの計画と勉強方法。

アイキャッチ画像 6ヶ月の勉強で合格!

はじめに

宅見(たくみ)所長

今回のテーマは、勉強期間が6ヶ月ある独学者向けの効率よく合格するためのスケジュールの立て方についてです。
独学で勉強している人のスケジュールの立て方かぁ。私は通信講座で勉強しよう思っているから関係ないかな?

会社員 建一

宅見(たくみ)所長

そうですね。通信講座で勉強する人は、通信講座のスケジュールに沿って進めていけば良いです。ただし、今回のスケジュールの立て方は通信講座で勉強する人でも知っていると役に立ちますよ。

独学で勉強している人は、自分で計画を立てて、その計画通りに勉強を進めていく必要があります。

宅建士試験では、自分のスケジュールを立てることは、効率よく合格するためにとても大切なことです。

でも、なんとなく適当に計画を立ててしまうと、効率よく勉強できなかったり、消化不良を起こしてしまったりと合格に向けて上手く進まなくなってしまう場合があります。

そのため、勉強の計画を立てる前にいくつか知っておかないといけないことがあります。

特に、宅建士試験の内容や出題傾向を知って、どの分野を何点とるか等のイメージを持つと、具体的な勉強計画が立てやすくなります。

今回は、勉強期間が6ヶ月間の独学で勉強する人の計画についてご説明します。それは、試験まで残り半年からスタートする人は多いと思いますし、宅建士試験の勉強期間としては平均的だからです。

でも、日頃から仕事など忙しく、勉強時間をとることが難しい人にとっては、半年間は意外とあっという間で短く感じます。

そのため、宅建士試験に短期間で効率よく合格するために、最初にしっかりとした計画を作ることが大切です。

宅建士試験の出題科目と出題数、出題の順番について

宅見(たくみ)所長

建一さん、宅建士試験の主な出題科目は分かっていますよね?
もちろんです。「権利関係」や「宅建業法」、「法令上の制限」、「税、その他」の分野がありますよね。

会社員 建一

宅建士試験の出題科目(分野)は主に4つあり、それぞれの科目の出題数や出題される順番もここ数年同じ傾向です(今年の試験の出題も同じ傾向になると予測してご説明します)。

宅建士試験の出題科目と出題数、目標の目安
  1. 権利関係:14問出題されます。目標は、9問以上です。
  2. 宅建業法:20問出題されます。目標は、18問以上です。
  3. 法令上の制限その他:8問出題されます。目標は、6問以上です。
  4. 税、その他:8問出題されます。目標は、5問以上です。

目標の目安(合計)は、38問以上です。

目標の目安については、宅建士試験研究所の考え方です。平成30年度の試験は最低ラインが37問でした。そのため、38問取ることを目標にしていただきたいです。

科目ごとみてみると、特に、宅建業法の目標が高いですが、テキストの内容を理解・暗記し、過去問中心に丁寧に進めていけば最低でも9割は十分とることができます。

逆に、権利関係は高得点を取ることが難しい科目です。

この2科目の私の本試験の点数は、宅建業法が19点、権利関係が7点でした。試験が終わった直後は、権利関係はもう少し取れていると思っていましたが結局このような点数でした。

宅建業法で19点取れたため、なんとか合格することができました。

このように、点数の取りやすい科目と取りにくい科目がある等難易度も科目によって大きく差があります。

科目ごとにかける時間やどの科目から勉強を開始するか等よく検討する必要があります。

宅建士試験で出題される科目の順番

・問1から問14(14問):権利関係

・問15から問22(8問):法令上の制限

・問23から問25(3問):税その他

・問26から問45(20問):宅建業法

・問46から問50(5問):その他(統計等)

 

合計 50問(試験時間は2時間です。)

 

※令和2年度の試験も傾向が変わらなければ、このような出題になることが予測されます。

 

宅建士試験に短期間で効率よく合格するための戦略

宅見(たくみ)所長

ここで建一さんに質問です。建一さんは、この4つの科目の中でどれが大切だと思いますか?
やはり出題数の多い科目が大切ですよね。ですから、権利関係や宅建業法じゃないですか。

会社員 建一

宅見(たくみ)所長

その通りですね。権利関係と宅建業法は大切な科目です。でも注意してほしいのが、この2つの科目は難易度が大きく異なるという点です。ですから、合格のための戦略も違います。
そうなんですね。科目ごとの戦略って難しいなぁ~。

会社員 建一

宅見(たくみ)所長

そうですね。点数が取りやすいのが「宅建業法」、取りにくいのが「権利関係」と言えます。まずは、出題数が多く、点数の取りやすい宅建業法から勉強を開始することをおすすめします。

市販のテキストは、権利関係から宅建業法、法令上の制限、税その他と順番に並んでいるものが一般的です。

中には、最初が宅建業法で次に権利関係という順番になっているテキストもあります。

私は、テキストの順番通りに勉強しましたので権利関係から取り組みました。

でも、難しい内容も多いためなかなかリズム良く勉強をすすめることができませんでした。

気持ちも落ち込んだり、やる気が出なくてすぐに取り掛かれない日もありました。

一方で、宅建業法は、難しすぎて悩むといった内容ではありません。

また、大切なことは、宅建業法は出題数が最も多い20問で、さらに、点数を取りやすい内容だからこそ点数を取らなければいけない科目だということです。

以上の理由や私自身の経験から、宅建業法から勉強をスタートすると良いと思います。

勉強を開始して早い時期にリズム良く勉強できるようになり、勉強のペースも早くつかむことができますね。

宅建業法の試験問題の最近の傾向

宅建業法は、他の科目に比べて点数は取りやすいですが、最近の問題の傾向として簡単に答えを出せないような少しひねった問題が増えています。

 

単純に、正しいものはどれか、誤っているものはどれかといった問題ではなく、「正しい選択肢はいくつあるか」とか「正しい組み合わせはどれか」といった問題が以前に比べ増えてきました。

 

この種類の問題は、どの選択肢も正しく判断しなければならないため、確実に答えられる正しい知識が必要です。しっかりと理解(暗記)しなければいけません。

宅建業法の次に取り組む科目は「権利関係」が良いと思います。権利関係は、勉強する範囲も広く難しい内容も多い科目です。

また、2番目に多く出題される(14問)科目ですので難しいからといって後回しにしない方が良いです。

残りの科目、「法令上の制限」や「税、その他」も合計で16問あり、この2つの科目も大切な科目です。

内容は、法律ごとに難しいものと簡単なものがあったり、試験問題もその年によって難しさに差があり、難易度の予測が難しい科目です。

一つ一つの法律の内容をあまり考えすぎずにテキストを読み、苦手意識を持たないようにしてほしいと思います。

勉強の順番は、「 宅建業法 ☞ 権利関係 ☞ 法令上の制限 ☞ 税、その他 」がおすすめですが、この順番でなければダメということはもちろんありませんので、一度全体を簡単に見てから計画を立てていただきたいです。

勉強期間が6ヶ月(半年)ある独学で勉強する人の宅建士試験に効率よく合格するためのスケジュール

宅見(たくみ)所長

この宅建士試験研究所のおすすめする半年間の勉強スケジュールは、1か月30日で計算し合計180日で計画を立てています。4月20日頃から勉強を開始するイメージで作成しています。

勉強の計画は、これまで説明してきた内容を取り入れて立てていただきたいです。

また、人それぞれ生活環境やこれまでの経験等が異なりますので、あなたに合う無理のない計画を立てることが大切です。

計画を立てる上で、次のスケジュールを参考にしてみて下さい。

勉強期間半年間の独学のスケジュールの例
勉強開始から25日(25日)
宅建業法1回目
宅建業法からスタートです。9割以上の得点を目指す科目です。宅建業法はすべての範囲が出題されるので、テキストを丁寧に読み進め、単元ごとに必ず過去問を解いて下さい。勉強したことを忘れないように短時間でも良いので前日以前に解いた過去問の見直しも行って下さい。
26日から55日(30日)
権利関係1回目
権利関係は、範囲も広く難しい内容がいくつも出てきます。民法が中心となります。丁寧に読み進めることは大切ですが、分からなくてもどんどん進めて下さい。前日以前に解いた過去問を復習する時間も取って下さい。この時期に、自分で判断して捨てる箇所を決めてしまうことはまだ早いです。一通りテキストの内容を確認して下さい。
56日から77日(22日)
法令上の制限1回目
基本的に、6種類の法律を中心に勉強することになります。法律によって分かりやすい、覚えにくい等に差はあります。範囲は広いですが、テキストの内容に絞って、過去問を中心に勉強を進めて下さい。前日以前に解いた過去問を復習する時間も取って下さい。
78日から95日(18日)
税、その他1回目
この科目も法律や税の種類によって難易度に差があります。テキストは一通り読む必要はあります。この科目はあまり深く入り込まないように進めることが大切です。特に、税については過去問の内容をしっかり覚えて下さい。前日以前に解いた過去問を復習する時間を取ることは忘れないで下さい。
96日から109日(14日)
宅建業法2回目
テキストを読み、過去問を解く流れは同じです。暗記すべき項目も多いため、覚えることも意識して確認しながら進めていただきたいです。過去問を復習する時間も必ず作って下さい。 
110日から126日(17日)
権利関係2回目
あまり時間をかけすぎないように注意して下さい。理解しながら暗記すると効率が良いです。過去問で間違えた個所は、必ずテキストに戻って確認するようにして下さい。
127日から133日(7日)
法令上の制限2回目
テキストを読み、過去問を解く流れは同じです。深入りしすぎないように、広く浅く過去問中心の勉強が大切です。
134日から140日(7日)
税、その他2回目
法令上の制限と同じように、過去問中心の勉強を心掛けて下さい。
141日から170日(30日)
直前期(完成期)
予想問題集(市販されている模試)や予備校の模試を受けて下さい。どの科目から解くとやりやすいか、時間配分等本番の練習ができます。過去問の復習も同時に継続して行って下さい。受けた模試の復習も大切です。また、この時期に必ず法改正情報を入手しましょう。
171日から180日(10日)
ラストスパート
よく間違える過去問の復習を繰り返すことと出題頻度の高い箇所で暗記が不十分な箇所は再度確認する必要があります。最後まで使ってきたテキストや過去問を信じて頑張って下さい。
宅建士試験本番(例年10月第3日曜日13時~15時)
計画通り目標達成
最後までスケジュールに沿って一所懸命努力したことは自信に繋がります。必ず合格できます。

 

スケジュールの例の中の()内の日付は、その科目、直前期、ラストスパートにかける日数の目安です。

この日数については、宅建士試験研究所(当サイト)のおすすめするスケジュールです。

計画を立てる前に、よろしければ一度このサイトの中の以下の記事を確認してみて下さい。

短期間で効率よく宅建士試験に合格するためには、どんなテキストや過去問を購入したら良いか、また、どのようにテキストや過去問を使ったら良いか等詳しく解説しています。

テキストの選び方・使い方、過去問の選び方・使い方についてはこちら👇をご覧下さい。

アイキャッチ画像 宅建士の正しい勉強方法!【保存版】宅建士に確実に合格できる正しい勉強方法やテキスト・過去問の選び方、使い方。受からない人の特徴は?

さらに詳しい過去問の使い方についてはこちら👇をご覧下さい。

アイキャッチ画像 過去問の正しい使い方!【完全版】宅建士に一発合格できる過去問の正しい使い方。いつから解き始める?おすすめの過去問は?

宅建士の勉強の進め方で、テキストの使い方もポイントになります。

最初の1回目はサッと最後まで読む、場合によっては、2回、3回と読んだ後に過去問に取り掛かるといった方法もあります。

でも、このような勉強方法はあまりおすすめできません。

テキストだけをサッと一通り読んでも、2回目に読むときにはほとんど忘れてしまいます。1回目にテキストを読んだ時間が無駄になってしまいます。

会社員の方や学生さん、主婦の方等の忙しい人たちにとって、勉強期間6ヶ月は決して長くはなくあっという間に終わります。

そのため、まずテキストを一度サッと最後まで読むよりも、最初から丁寧に読み進め、過去問も同時に解いていく方が早く知識が定着して何回転も繰り返すことが可能となります。

このやり方であれば、効率よく知識を吸収でき合格できます。

今回ご説明したスケジュールでは、テキストは2回読むだけのように見えますが、丁寧に読む(精読)のが2回、その後は、過去問とテキストの繰り返しということです。したがって、よく間違える箇所や苦手な分野はさらにテキストを見ることになります。

 

へぇー、独学で勉強する人の試験まで半年のスケジュールってこんな感じなんですね。

会社員 建一

宅見(たくみ)所長

効率よく合格するためには、独学でも通信講座でも、どちらもスケジュール管理が大切ですよ。
よーし、頑張るぞ!

会社員 建一

 

宅建士試験に効率よく合格するための勉強時間の考え方

よく宅建士の合格に必要な勉強時間は、およそ「300時間」なんて言われています。

でも、この「300時間」は単なる一つの目安ですから、あまり意識しない方が良いでしょう

当たり前ですが、人によって経験やもともと持っている知識、性格、能力、生活環境等にそれぞれ違いがあります。

合格した人の中には、70時間で合格したとか200時間あれば十分だなんていうようなことを言う人がいます。

ネット上の意見はもちろん正しいこともありますが、大袈裟に言っている人もいると思います。

私の経験上、ゆとりを持って勉強に取り組み、さらに本番で8割程度の点数を取るためには300時間では少なすぎると思います。

400時間、丁寧に勉強する人は600時間かかる場合もあります。

私は、勉強時間を一番に考えることはあまり意味がないと思っています。

一番大切なことはスケジュール通り勉強を進めることです。今日はここまで覚えた、今週はこの分野まで計画通り覚えた、計画通り過去問もここまで終わらせたといったことが大切です。

ですから、もしも思ったより進めることができない日があったら、次の日はその分を取り戻さなければなりません。その日の勉強時間もその分だけ多くかかってきます。

勉強期間6ヶ月間の計画の立て方については、1週間に1日は勉強の計画を入れない日を設定することも良いことです。

仮にスケジュール通り進まなかった場合もその都度この日に遅れを取り戻すことができます(直前期やラストスパートの時期は毎日頑張らないといけませんが)。

隙間時間の勉強について

 

私は会社員です。私の場合、ある程度自分の考えやスケジュールで仕事することができたので、残業はなるべくまとめて金曜日にするようにしました。

 

そのため、金曜日は夜中の2時過ぎまでやるといったこともありましたが、平日はなるべく8時までには帰るようにしました。

 

お客さんのところに行くことも多かったため、少し早めに行って約束の時間まで一問一答形式問題集を解いたりしました。

 

また、昼休みも食事した後は残りの30分を宅建の学習にあてました。

 

外出先等では、一問一答形式の問題集を使うと勉強しやすいですよ。

宅見(たくみ)所長

一問一答形式の問題集でおすすめは、次の3冊です。中でも、ユーキャンの一問一答式が一番おすすめですね!

 

まとめ

宅見(たくみ)所長

宅建士に効率よく合格するための独学の半年のスケジュールの例についてご説明しました。建一さん、どうでしたか?
スケジュールを立てることは大切なことだとよく分かりました。でも、宅建士の勉強は半年もいらないと思っていましたよ。

会社員 建一

宅見(たくみ)所長

建一さんは、仕事が忙しいでしょう?よく飲みにも行きますよね?そんな人こそ、勉強は早く始めないといけませんよ。
試験が終わるまでは、飲み会は減らします。残業もなるべくしないように集中して仕事しないといけませんね。

会社員 建一

宅見(たくみ)所長

良いことですね!計画通り進められるように頑張りましょう!

今回ご説明したスケジュールの立て方や例は、宅建士試験研究所(当サイト)のおすすめする計画ですが、勉強の進め方は人それぞれです。

参考に見ていただくと良いですね。

半年間のスケジュールの例でしたが、半年より9ヶ月、10ヶ月と勉強を開始するのが早ければ早いほど有利です。

9ヶ月前から始めた人は、残り半年の時点でゆっくりと勉強してもテキストや過去問を一周終わらせることが十分できます。

是非、早めにあなたに合う計画を立てていただき、最後まで計画通り勉強を進めて下さい。

そうすれば、あなたは必ず宅建士試験に合格できます。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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