宅建のボーダーラインはどれくらい?2020年最新の合格点の予想も掲載!

宅建のボーダーラインはどれくらい?

宅見(たくみ)所長

今回は、宅建の合格に必要な点数(=ボーダーライン)について解説します。ボーダーラインから、合格を勝ち取るための戦略もご紹介します!

宅建試験に合格するために、まずは合格ボーダーラインを知ること、そして次に出題科目ごとの目標点数や戦略を考える必要があります。

宅建試験過去10年の合格ボーダーラインと合格率推移

次の表は、不動産適正取引推進機構の発表した資料をもとに作成しています。

参考 試験実施概況(過去10年間)一般社団法人不動産適正取引推進機構
試験実施年度 申込者数 受験者数 合格者数 合格ボーダーライン(点) 合格率(%)
令和元年度 276,019 220,797 37,481 35 17.0
平成30年度 265,444 213,993 33,360 37 15.6
平成29年度 258,511 209,354 32,644 35 15.6
平成28年度 245,792 198,463 30,589 35 15.4
平成27年度 243,199 194,926 30,028 31 15.4
平成26年度 238,343 192,029 33,670 32 17.5
平成25年度 234,586 186,304 28,470 33 15.3
平成24年度 236,350 191,169 32,000 33 16.7
平成23年度 231,596 188,572 30,391 36 16.1
平成22年度 228,214 186,542 28,311 36 15.2

宅建の合格ボーダーラインや合格率推移はこのような状況です。

過去10年間の宅建試験の実施状況から、合格ボーダーラインの最低点は平成27年度の31点、最高点は平成30年度の37点であることがわかります。

また、合格率については最低が平成22年度の15.2%、最高が平成26年度の17.5%です。

宅建試験は、このように合格ボーダーラインや合格率が毎年異なります。

それは、宅建試験は絶対評価方式ではなく、「相対評価方式」を採用している試験だからです

毎年15%~17%程度の合格者が出るように調整しているため、試験年度の難易度による有利・不利の差は少ない試験と言えます。

でも、何点とれば必ず合格できるという絶対評価方式の試験ではないため、受験者全員がライバルになる厳しい試験とも言えます。

宅建試験に合格するための目標点数や戦略について

宅建試験の目標点数

合格のための戦略を練る前に、宅建試験の出題科目や出題数、当サイトでおすすめしている出題科目ごとの目標点数について確認します。

宅建士試験の出題科目と出題数、目標点数の目安
  1. 権利関係:14問出題されます。目標点数は、9問以上です。
  2. 宅建業法:20問出題されます。目標点数は、18問以上です。
  3. 法令上の制限:8問出題されます。目標点数は、6問以上です。
  4. 税、その他:8問出題されます。目標点数は、5問以上です。

目標点数の目安(合計)は、38問以上です。

それは、平成30年度の試験のボーダーラインが37点だったからです。目標の目安については、当サイトの考え方です。

過去のボーダーラインから、38点獲得できればほぼ合格は間違いないでしょう。

あなたには、38点獲得を目指し計画を練っていただきたいです。

科目ごとみてみると、特に、宅建業法の目標が高いですが、テキストをしっかりと暗記し、過去問中心に丁寧に進めていけば最低でも9割は十分とることができます。

内容も難しくなく、理解できなければ問題が解けないというものではありません。

基本的に、暗記しながら覚えるだけです。

過去問から出題される割合が高いので、得点しやすいです。

合格する受験者のほとんどは、宅建業法は8割以上とります。9割~満点をとる受験者も多いです。

逆に、権利関係は高得点を取ることが難しい科目です。

権利関係は、民法が中心。理解していなければ解けない問題が多く、また、試験では難問や奇問も出題されます。

試験の実施年度によって多少差はありますが、宅建業法は易しい、法令上の制限や税・その他は全体的に普通(項目によって易しい箇所がいくつかある)、権利関係は難しい傾向があります。

権利関係は、半分取れれば良しとしていい科目です。そのため、権利関係にあまり時間をかけすぎない勉強が大切です。

宅建試験合格に向けての戦略

宅建試験は、得点しやすい科目と得点しにくい科目があるなど難易度も科目によって大きく差があります。

そのため、科目ごとにかける時間やどの科目から勉強を開始するかをよく検討する必要があります。

出題される科目の順番

・問1から問14(14問):権利関係

・問15から問22(8問):法令上の制限

・問23から問25(3問):税その他

・問26から問45(20問):宅建業法

・問46から問50(5問):その他(統計等)

 

合計 50問(試験時間は2時間です。)

 

※次回の試験も傾向が変わらなければ、このような出題になることが予測されます。

勉強の順番は、「 宅建業法 ☞ 権利関係 ☞ 法令上の制限 ☞ 税、その他 」がおすすめです!

「宅建業法」は最も大切な科目なのと、内容がわかりやすく勉強しやすいため一番最初に始めるのがベストです。

次は、出題数が二番目に多い「権利関係」です。また、権利関係は範囲も広いため、早めに取り掛かることをおすすめします。

そしてあとは、「法令上の制限」、「税、その他」の順番で勉強するとスムーズにすすめられます。

2020年令和2年度(10月)試験の予想合格ボーダーラインについて

令和2年度の試験はの難易度は下がり、ボーダーラインはどの資格スクール・専門学校も高めになっています。

令和2年度試験は…

  • 宅建業法は易しめで点が取りやすかった。
  • 権利関係は、民法大改正の影響もあり難しく、全体的に点数が取りにくかった。
  • 法令上の制限は、比較的解きやすい問題が多かった。
  • 税、その他は普通レベル。

全体的に、昨年の試験と比べると易しかったと言えます。

資格スクール・専門学校各社の予想は次のとおりです。

資格スクール・専門学校 予想合格ボーダーライン
LEC 36、37、38点
日建学院 37、38、39点
ユーキャン 36、37、38点
フォーサイト 36点
アガルート 36点
Kenビジネススクール 36、37、38点
クレアール 35、36、37点
TAC 35、36、37点
大原 38、39、40点
大栄 38点
総合資格学院 38、39点

今回の令和2年10月試験は、37、38点の予想が多いですね。

令和2年の試験は、新型コロナウイルスの影響で2回試験(10月、12月)が行われます。

そのため、合格ラインの予測が難しい状況です。

試験の難易度を判断する時に、「個数問題」の出題数も判断材料の一つになります。

個数問題とは、正しい(誤りの)選択肢はいくつあるかという問題です。

選ぶ答えとして、「1つ」、「2つ」、「3つ」、「4つ」、「なし」などが用意されています。

この個数問題は、選択肢の全ての正誤を正しく判断しなければならないため、難易度が上がります。

令和2年度は4問出題されました。

ちなみに、令和元年度は6問(合格ライン35点)、平成30年度は3問(合格ライン37点)出題されています。

当サイトの予想合格ボーダーラインは「36、37点」です。

まとめ

最近5年間の宅建試験は、ボーダーラインが高い傾向がみられます。

これは、試験問題が簡単になったからではなく、受験生全体のレベルが上がっていると言われています。

私もそう思っております。

宅建試験は、受験者の上位15~17%以内に入らないと合格できない試験です。

100人中15人程度しか合格できないということ。

宅建試験は決して簡単には合格できないことを、最初から理解して取り組むことが大切です。

宅建試験に合格するためには、やはり過去問が大切。

テキストの基本・重要事項を整理しながら覚え、過去問を徹底的にこなすことです。

過去10~12年分の過去問を選択肢ごとに、ほぼ100%正誤の判断ができるレベルになっていれば必ず合格できます。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です