【2021年最新】おすすめの独学用宅建テキスト・参考書をランキング形式で徹底比較!

2021年おすすめの宅建テキスト・参考書をランキング形式で徹底比較!

星のはっぴーちゃん

おすすめの宅建テキストは2021年版に更新してあります。当サイトから最新の2021年版宅建テキストをご購入いただけます。ぜひご覧下さい!

宅建のテキスト・参考書の選び方で大切なこと

勉強開始の時期によって選ぶテキストは異なる

宅建のテキストは大きく分けて次の2種類があります。

  1. 高得点、ゆとりを持って合格を目指せるテキスト
  2. 短期合格、効率重視型のテキスト

①のテキストは、最低でも8割(40点)、場合によっては9割(45点)を目指せるほど内容が充実したテキストです。

令和2年10月試験の合格ボーダーラインは過去最高の38点でした。

このように年々受験生のレベルが上がり、35点や36点では合格できない年もあります。

確実に合格するためには、38~40点を目標にする学習計画が必要になります。

②のテキストは、高得点をとることが目標ではなく、合格ボーダーラインぎりぎりでも合格することを第一目標に割り切って勉強する方向けのテキストです。

  • ①のテキスト:情報量が多いためできるだけ早めに勉強を開始して、勉強時間をしっかりと確保していくことが大切になります。
  • ②のテキスト:情報量が少ない分短期間で回転させることができますが、過去問の解説などからも知識を吸収していく必要があります。

宅建の合格に必要なトータルの勉強時間の目安は300時間と言われますが、初学者の方や法律の勉強が初めての方はもっとかかるのが一般的です。

400時間、500時間、またはそれよりさらにかかることも珍しくありません。

あなたがいつ学習を開始するか、日々の勉強時間はどの程度とれるかなど、簡単に学習計画を立ててからテキストを選びましょう。

テキストは過去問と同じシリーズものもを使う

テキストを選ぶ時の基本的な考え方として、過去問と同じシリーズのものを購入することが大切です。

その一番の理由は、該当箇所にそれぞれリンクが貼ってあるので、効率よく勉強を進めることができるからです。

また、同じシリーズで揃えると、構成や書き方、解説方法などが一致しているため、迷うことなく学習できる良さもあります。

テキストの選び方を間違えると、合格レベルに達するまでに余分に時間がかかってしまいます。

テキストと過去問の使い分けのポイント

勉強の開始時期から中盤位までは、「テキスト→過去問→テキスト→過去問」の繰り返しの勉強が中心となります。

勉強開始からテキストと過去問を同時に進めましょう!

「テキストを読んだら、すぐにその単元の過去問を解く」を繰り返すと知識の定着が早いです。テキストばかり読み続けるのは良くありません。

中盤から完成期は、「過去問→テキスト→過去問→テキスト」を繰り返すことによって効率よく勉強をすすめることができます。

直前期は、「過去問→過去問→過去問→テキスト→過去問→過去問→過去問→テキスト」のイメージ。

この時期は完全に過去問中心の勉強です。

テキストは、間違えた個所やまだ理解が不十分な箇所、もう一度確認したい箇所等がある時に確認する(調べる)という方法で勉強するとスムーズに進めることができます。

学習の中盤から試験直前までの時期は、「テキストは辞書代わりに使う」というイメージで活用すると良いでしょう。

おすすめの宅建テキスト・参考書の評価方法について

宅見(たくみ)所長

当サイトでは、独自の5種類の評価方法によるランキング形式で、おすすめの宅建テキストをご紹介しています。

今回おすすめするテキストのそれぞれの評価については、当サイト宅建えーるの評価方法で判断しています。

当サイトの評価方法は以下のとおりです。

宅建えーるのテキスト評価方法
  • 情報量(合格に必要な内容が網羅されているか)(ページ数、文字の大きさ、文章量等についても比較)
  • 説明の分かりやすさ(理解しやすいか、丁寧か、ピンポイントで分かりやすいか等について比較)
  • ポイントの見やすさ(重要度ランク、色、アイコン、表、要点まとめ等について比較)
  • 暗記のしやすさ(比較表、ゴロ合わせ等について比較)
  • 図やイラストの掲載(図やイラストが効果的に使われているかを比較)

おすすめの宅建テキストまとめ(総合評価ランキング)

宅見(たくみ)所長

高得点で、ゆとりを持って合格を目指せるテキストと短期合格、効率重視のテキストのそれぞれについて、5つの項目(テキストの評価方法)から総合評価の☆を5段階でつけています。

①「高得点で合格を目指せるテキスト」7選ランキング

テキスト名↓をタップしていただくと、各テキストの詳細に移動します。

新星のはっぴーちゃん テキスト名 総合評価
第1位 出る順宅建士合格テキスト1、2、3(LEC) (5)
第2位 どこでも学ぶ宅建士基本テキスト(日建学院) (4.5)
第3位 わかって合格る(うかる)宅建士基本テキスト(TAC) (4.5)
第4位 みんなが欲しかった!宅建士の教科書(TAC) (4.5)
第5位 スッキリわかる宅建士(中村式戦略テキスト)(TAC) (4)
第6位 宅建士合格のトリセツ基本テキスト(LEC) (4)
第7位 ユーキャンの宅建士速習レッスン (4)

②「短期合格、効率重視型のテキスト」3選ランキング

テキスト名↓をタップしていただくと、各テキストの詳細に移動します。

新星のはっぴーちゃん テキスト名 総合評価
第1位 どこでも宅建士とらの巻短期決戦型テキスト(LEC) (3.5)
第2位 らくらく宅建塾(宅建学院) (3.5)
第3位 うかる!宅建士速攻テキスト(駿台) (3.5)

①おすすめの高得点で合格を目指せる宅建テキスト詳細

第1位 出る順宅建士合格テキスト1、2、3(LEC)

出る順宅建士合格テキストの基本情報

総合評価(おすすめ度) (5)
価格(税込) 3冊合計7,700円(1権利関係:2,530円、2宅建業法:2,090円、3法令上の制限・税・その他:3,080円)
ページ数 3冊合計1,208ページ(1権利関係:429ページ、2宅建業法:306ページ、3法令上の制限・税・その他:473ページ)
二色
文字の大きさ 普通~やや大きめ
文章量 多め
図・イラスト 普通
文末(表現) です・ます調
分冊可能か もともと3冊に分かれている

出る順宅建士合格テキストについて解説

出る順宅建士合格テキストの良さ
  • とてもわかりやすく丁寧な解説。
  • 十分高得点が狙える情報量(宅建テキストナンバーワンの情報量)
  • 章の最初の「学習のポイント」の表から過去10年間の出題状況を把握できる出題傾向の解説もあるため重要な項目が分かりやすい。
  • 重要度が3段階のランクで表示されているため、学習の優先順位がつけやすい。
  • 各項目ごとの最初に過去10年間の試験のうち何問出題されたかすぐ分かる表示がある。
  • 事例などの図(民法など)が分かりやすい。→本番でも同じような図がかけると早く問題を解ける。
  • 「プラスアルファ」と「講師からのアドバイス」のアイコンがあり、欄外で分かりやすく補足している。
  • 「合格ステップ」という要点まとめがある。要点が整理できて、知識が定着する。
  • 「宅建士試験に「出る!」問題」で項目ごとに問題演習ができる。知識が定着しているかをすぐに再確認できる。
  • 完成度の高さから、企業の研修にも取り入れられているテキスト。

情報量、丁寧な説明、分かりやすさは、全ての宅建テキストの中でナンバーワンですね。

これほどの内容なので、価格は決して高くはありません。

3冊合計で約1,200ページもあるため、読み進めるのが大変なのではと考える方がいると思います。

でも実際は、文字はやや大きめのサイズで見やすく行間も比較的広いため、すっきりしていてとても読みやすいテキストになっています。

宅建試験の合否は、最終的にどれだけ必要な知識を暗記できたかにかかってきます。

この「暗記」は、内容をしっかりと理解した上で暗記しているか、それとも理解が不十分のまま暗記しているかによって定着度は大きく変わります。

このテキストなら、確実に理解しながら暗記できるので、根拠をもって正誤を判断できるようになります。

そのため、合格レベルに達するのが早いテキストとも言えます。

情報量がとても多いためその分文章量は多いですが、図やイラストもバランスよく掲載されているので、理解を深めることができます。

さらに、L式暗記法という語呂合わせもあるので、暗記の手助けになります。

きちんと取り組めば、45点以上の高得点でゆとりを持って合格を目指せるテキスト!

逆に注意点としては、その情報量の多さから、短期合格を目指す方や勉強開始時期が遅い方にはやや不向きです。

仕事をしている方、子育て中の主婦の方などは最低でも本試験の4ヶ月前、できれば半年前から使っていただきたいテキストです。

総合評価(おすすめ度)

「出る順宅建士合格テキスト」の評価
情報量
(5.0)
説明の分かりやすさ
(5.0)
ポイントの見やすさ
(5.0)
暗記のしやすさ
(5.0)
図やイラストの掲載
(4.5)
おすすめ度
(5.0)

宅見(たくみ)所長

LECの出る順宅建士合格テキストが合う人は、例えば、試験まで勉強期間が4ヶ月から半年程度ある人で日々勉強時間を確保できるというような人です。コツコツと確実に理解しながら勉強を進めたい人に向いています。出題範囲の広い宅建試験ですが、このテキストなら安心して合格を目指せます!

第2位 どこでも学ぶ宅建士基本テキスト(日建学院)

どこでも学ぶ宅建士基本テキストの基本情報

総合評価(おすすめ度) (4.5)
価格(税込) 3,080円
ページ数 696ページ
二色
文字の大きさ 普通
文章量 やや多め
図・イラスト 多め
文末(表現) です・ます調
分冊可能か できない

どこでも学ぶ宅建士基本テキストについて解説

ニャカ先生他猫のキャラクターが特徴的な日建学院のノウハウがつまったテキスト。

1冊で完結するテキストの中では、最もバランスの良いテキストだと感じます。

関係図やまとめ表・比較表などが豊富に掲載されているため、理解や暗記の手助けとなります。

また、ところどころに猫たちの可愛らしいイラストが掲載されていてヒントを与えてくれるため、その項目がイメージしやすい。

もちろん図やイラストだけでなく、文章の解説がしっかりしているので、理解しやすいテキストになっています。

難しい内容でも、日常生活など想像しやすい例を用いて説明しているので、内容が頭に入りやすいですね。

やや気になる点は、欄外の解説(アイコンの種類)が多いことです。

「Hint」、「重要」、「用語解説」、「比較整理」、「+α」、「参考」、「判例」、「注意」、「KEYワード」などアイコンの種類が多いため、その内容を区別しながら把握する必要があります。

もう少し欄外のアイコンの種類が少なければ、なお良いテキストだったと感じます。

ページ数は約700ページ。しっかりと知識を整理して身に付けたい人にはおすすめです。

総合評価(おすすめ度)

「どこでも学ぶ宅建士基本テキスト」の評価
情報量
(4.5)
説明の分かりやすさ
(5.0)
ポイントの見やすさ
(4.5)
暗記のしやすさ
(4.5)
図やイラストの掲載
(5.0)
おすすめ度
(4.5)

第3位 わかって合格る(うかる)宅建士基本テキスト(TAC)

わかって合格る宅建士基本テキストの基本情報

総合評価(おすすめ度) (4.5)
価格(税込) 3,300円
ページ数 764ページ
フルカラー
文字の大きさ やや小さめ
文章量 多め
図・イラスト 普通
文末(表現) です・ます調
分冊可能か できる

わかって合格る宅建士基本テキストについて解説

フルカラーで人気のTACのテキスト。4冊に分けることができ、持ち運びが便利です。

TACのテキストの中では一番おすすめ。

文字はやや小さめ、文章量は多くぎっしり書かれている印象です。

でも、色使いがシンプルなので、見やすく読み進めやすいと思います。

図はシンプルですが、表は工夫されているので、知識の整理にはとても役立ちます。

また、赤シートがついているので、暗記を上手にすすめることができます。

語呂合わせもいくつも掲載されています。

そのため、内容の理解から暗記まで、スムーズに進められる構成。

著者の先生がイラストで頻繁に登場しポイントを解説。受験生のつまずきやすい箇所をフォローしてくれます。

巻末に「厳選過去問プレミアム50」という重要度の高い過去問が収録されていることも特長の一つです。

ページ数は合計764ページ。

情報量が多いので、早めに取り掛かってコツコツ勉強する人に向いているテキストです。

総合評価(おすすめ度)

「わかって合格る宅建士基本テキスト」の評価
情報量
(4.5)
説明の分かりやすさ
(4.5)
ポイントの見やすさ
(4.5)
暗記のしやすさ
(5.0)
図やイラストの掲載
(4.5)
おすすめ度
(4.5)

第4位 みんなが欲しかった!宅建士の教科書(TAC)

みんなが欲しかった!宅建士の教科書の基本情報

総合評価(おすすめ度) (4.5)
価格(税込) 3,300円
ページ数 602ページ
フルカラー
文字の大きさ 小さめ
文章量 やや少なめ
図・イラスト 多い
文末(表現) です・ます調
分冊可能か できる

みんなが欲しかった!宅建士の教科書について解説

このテキストは、見やすさから多くの受験生に支持されています。

TACのテキストの中では、最も人気の高いテキストです。

パッと見てわかるテキストをコンセプトにしているので、理解よりも先に目で見てわかりやすい構成になっています。

巻頭企画は、受験生がイメージしにくい用途地域などを画像を使いながらわかりやすく解説しています。

図やイラストをたくさん使って説明しているので、勉強に慣れていない人や集中力が続かない人でも、継続して取り組めるテキストだと思います。

ただし、このテキストは文章の解説がやや少ないので、理解できない箇所がどうしても出てきてしまいます。

このような場合は、過去問を同時に解きながら解説を読み、イラストや図の内容を再確認すると良いでしょう。

気になる点は、「板書」の文字が手書き風でかなり小さいため、読みにくい印象です。

掲載されているイラストや図、板書の文字が合わないと学習が継続できなくなる可能性があるため、例えば購入前にAmazonの「試し読み」で雰囲気を掴んでおくと良いと思います。

総合評価(おすすめ度)

「みんなが欲しかった!宅建士の教科書」の評価
情報量
(4.0)
説明の分かりやすさ
(4.0)
ポイントの見やすさ
(4.5)
暗記のしやすさ
(4.5)
図やイラストの掲載
(5.0)
おすすめ度
(4.5)

第5位 スッキリわかる宅建士(中村式戦略テキスト)(TAC)

スッキリわかる宅建士の基本情報

総合評価(おすすめ度) (4)
価格(税込) 3,190円
ページ数 792ページ
二色(冒頭のスタートアップ講義はカラー)
文字の大きさ 普通
文章量 多め
図・イラスト やや多め
文末(表現) だ・である調
分冊可能か できる

スッキリわかる宅建士について解説

テーマごとに動物たちのイラストが登場するので、そのテーマの学習内容がわかりやすくイメージできます。

動物たちのイラストがアクセントになっていますが、文章量が多くわかりやすく解説されています。

イラストや図、表と一緒に、文章解説もしっかりしているので、理解しながら暗記できる内容ですね。

各章ごとのまとめも分かりやすい。

巻末に厳選された過去問題集と詳しい解説がついているところもこのテキストの魅力です。

ただし、試験にでるところだけを絞り込んでいるテキストと言っていますが、情報量は多いので丁寧に読み進めなければいけません。

また、情報量が多いだけでなく欄外の解説も多めなので、勉強時間を十分確保できなければ読み込みが不十分になる可能性があります。

総合評価(おすすめ度)

「スッキリわかる宅建士」の評価
情報量
(4.0)
説明の分かりやすさ
(4.0)
ポイントの見やすさ
(4.5)
暗記のしやすさ
(4.5)
図やイラストの掲載
(5.0)
おすすめ度
(4.0)

第6位 宅建士合格のトリセツ基本テキスト(LEC)

宅建士合格のトリセツ基本テキストの基本情報

総合評価(おすすめ度) (4)
価格(税込) 3,300円
ページ数 529ページ
フルカラー
文字の大きさ 普通~やや大きめ
文章量 やや少ない
図・イラスト 多い
文末(表現) です・ます調
分冊可能か できる

宅建士合格のトリセツ基本テキストについて解説

ペンギンとシロクマのキャラクターが説明してくれるLECのテキスト。

楽しくスラスラ読めて、読みやすく・見やすく・わかりやすいを徹底的に追及した内容になっています。

暗記を助ける語呂合わせも掲載されています。

第4位で紹介した「みんなが欲しかった!宅建士の教科書」に似た雰囲気のテキストです。

「みんなが欲しかった!」よりも情報量や文章量は少ないです。

でも、その分文字は大きめで行間はスッキリしているため、文章を読むのが苦手な人でも挫折せずに最後まで学習できそうです。

難しい法律用語もわかりやすい言葉で書かれていて、読みにくい漢字には読み仮名も記載されています。

この内容なら初めて法律の勉強をする人でも、抵抗なく勉強できると思います。

ページ数は529ページ、かつ、イラストや図が多いため文章の説明が不足している気がします。

このテキストは、「②短期合格、効率重視型のテキスト」へ入れようか迷いました。

そのため、まとまった勉強時間を確保できない人が、全体をさっと読んで把握するにはおすすめのテキストとも言えます。

この情報量では合格するためには心配なので、過去問を徹底的にこなし、過去問や解説からも知識を吸収しましょう。

宅建のテキストには珍しくインデックスシールや付箋が付録としてついています。

総合評価(おすすめ度)

「宅建士合格のトリセツ基本テキスト」の評価
情報量
(3.5)
説明の分かりやすさ
(4.0)
ポイントの見やすさ
(4.5)
暗記のしやすさ
(4.5)
図やイラストの掲載
(5.0)
おすすめ度
(4.0)

第7位 ユーキャンの宅建士速習レッスン

ユーキャンの宅建士速習レッスンの基本情報

総合評価(おすすめ度) (4)
価格(税込) 3,080円
ページ数 728ページ
二色
文字の大きさ やや小さい
文章量 多い
図・イラスト やや少ない
文末(表現) です・ます調
分冊可能か できない

ユーキャンの宅建士速習レッスンについて解説

通信講座で有名なユーキャンのテキストです。

名前は「速習レッスン」ですが決して速習ではなく、情報量は第1位でご紹介したLECの出る順宅建士合格テキストに次いで充実しています。

ただし、合計728ページもありますが、紙の厚さが他のテキストよりも少し薄いためテキストの厚みは感じません。

楽しく勉強したい方には不向きで、じっくりと落ち着いてコツコツ勉強できる人向けのテキストです。

まさに「オーソドックスな真面目なテキスト」と言えます。

イラストや図、表が少なめで文章量が多く、文字は小さめでびっしり書いてある印象です。

また、欄外もアドバイス、注意、+プラスワン、用語、ポイント講義などのアイコンでしっかりと書かれているので、全体的に隙間が少ない感じもします。

このテキストを最初から最後までしっかりとこなすことができれば、確実に合格レベルの力は身に付きます。

注意点としては、勉強に慣れていない人や初めて資格試験の勉強をする人の場合、挫折してしまう可能性が高いテキストです。

このテキストは、宅建の試験に再挑戦する人や他の資格や検定試験に合格してきた人、法律の勉強に慣れている人に向いています。

内容はかなりしっかりしています。

総合評価(おすすめ度)

「ユーキャンの宅建士速習レッスン」の評価
情報量
(5.0)
説明の分かりやすさ
(4.0)
ポイントの見やすさ
(4.0)
暗記のしやすさ
(3.5)
図やイラストの掲載
(4.0)
おすすめ度
(4.0)

②おすすめの短期合格、効率重視型の宅建テキスト詳細

第1位 どこでも宅建士とらの巻 短期決戦型テキスト(LEC)

どこでも宅建士とらの巻の基本情報

総合評価(おすすめ度) (3.5)
価格(税込) 2,420円
ページ数 560ページ
二色
文字の大きさ やや小さい
文章量 多い
図・イラスト やや少なめ
文末(表現) だ・である調
分冊可能か できない

どこでも宅建士とらの巻について解説

例年、本試験のある年の5月下旬に発売されます(2021年度のテキストは、2021年5月下旬発売予定)。

このテキストの一番のおすすめポイントは、最新の法改正に対応しているところです。

そのため、出版される時期が例年他のテキストよりも遅くなります。

また、重要知識を小冊子にまとめた別冊付録「とらの子」は、知識の整理や暗記におすすめです。

章末に掲載されている「目からウロコのポイント解説」という、試験で狙われる重要箇所、かつ、苦手としている受験生が多い箇所をLECの講師陣がわかりやすく丁寧に解説してくれるコーナーもあります。

短期合格、効率重視型のテキストにしては情報量は多めで、たくさんの文字で説明されています。

ただし、効果的な関係図はところどころに掲載されていますが、イラストや図がやや少ないので、文章量の多さが目立ちます。文字は小さめでびっしり書いてあります。

同じLECの出る順宅建士合格テキストに比べると、説明の丁寧さやわかりやすさは劣るため、初めて法律の勉強をされる方には不向きです。

総合評価(おすすめ度)

「どこでも宅建士とらの巻」の評価
情報量
(4.0)
説明の分かりやすさ
(3.5)
ポイントの見やすさ
(3.5)
暗記のしやすさ
(4.0)
図やイラストの掲載
(3.0)
おすすめ度
(3.5)

第2位 らくらく宅建塾(宅建学院)

らくらく宅建塾の基本情報

総合評価(おすすめ度) (3.5)
価格(税込) 3,300円
ページ数 530ページ
二色
文字の大きさ 普通~やや大きめ
文章量 普通
図・イラスト やや少ない
文末(表現) だ・である調
分冊可能か できない

らくらく宅建塾について解説

らくらく宅建塾は多くの合格者を輩出してきた人気テキストの1冊です。年度によっては、最年少合格者を出すことでも有名なテキスト。

徹底的に重要箇所に絞った効率を追求したテキストなので、短期合格を目指したい人に向いています。

このテキストのおすすめポイントは、まるで講師の講義を聞いているかのような説明の仕方(表現方法)をしてくれているところです。

そのため、メリハリのある内容で集中して取り組みやすいテキストです。

また、文字は比較的大きめで、重要箇所はさらに大きな文字で書かれているので、読み続けていても疲れない感じがしますね。

図やイラストはやや少なめですが、「楽勝ゴロ合わせ」、「キーポイント」、暗記しやすい比較表が多く掲載されているなど、読み進めやすい工夫がされています。

ただし、全体的に暗記重視型のテキストのため、権利関係などは理解しにくい箇所、わかりにくい箇所がいくつか出てきます。

それでも、宅建試験は最終的に理解できない箇所があっても、強引に暗記さえしていれば得点に繋げられる問題はたくさんあります。

このように、割り切って勉強ができる人にはおすすめのテキストです。

総合評価(おすすめ度)

「らくらく宅建塾」の評価
情報量
(3.5)
説明の分かりやすさ
(4.0)
ポイントの見やすさ
(4.5)
暗記のしやすさ
(4.0)
図やイラストの掲載
(3.0)
おすすめ度
(3.5)

第3位 うかる!宅建士速攻テキスト(駿台)

うかる!宅建士速攻テキストの基本情報

総合評価(おすすめ度) (3.5)
価格(税込) 3,190円
ページ数 600ページ
フルカラー
文字の大きさ 大きめ
文章量 普通
図・イラスト やや多め
文末(表現) です・ます調
分冊可能か できる

うかる!宅建士速攻テキストについて解説

駿台の短期合格、効率重視型のテキストです。

「らくらく宅建塾」のように、文字のサイズは大きめで、強調したい箇所はさらに大きい文字で書かれているので、とても読みやすいテキストです。

オールカラーで、かつ、図やイラストが多いため、見ための印象もとてもわかりやすいテキストです(赤シート付き)。

このテキストの面白いところは、各章の最初にマンガ掲載されています(「マンガでイメージ」)。

このマンガが上手に描かれているため、これから勉強する箇所についてイメージしやすくなっています。

さらに、効果的な箇条書きや比較表、語呂合わせの「ゴロで必勝」、「ここがポイント」、「まとめボード」、「確認問題」など、暗記しやすく飽きさせない工夫が満載です。

ただし、どの科目も要点を絞っているため、過去問演習を繰り返し、過去問の解説からも知識を吸収することが必要不可欠です。

早い時期からじっくりと取り組みたい方には不向きで、短期間に集中して勉強したい方に向いているテキストです。

総合評価(おすすめ度)

「うかる!宅建士速攻テキスト」の評価
情報量
(3.0)
説明の分かりやすさ
(3.5)
ポイントの見やすさ
(4.0)
暗記のしやすさ
(4.0)
図やイラストの掲載
(4.5)
おすすめ度
(3.5)

まとめ

今回ご紹介した10種類のテキストは、どれを使っても十分合格を目指すことができます。

ただし、学習開始時期やもともと法律に対して慣れているか、相性が合うかどうかなどによっても選ぶテキストは変わってきます。

試験まで勉強期間がある程度ある方や勉強時間を定期的に確保できる方は、LECの出る順シリーズのようにわかりやすく丁寧なテキストがおすすめです。

また、日建学院(第2位)やTACのわかって合格る(第3位)は、オーソドックスな内容で情報量も多くこちらもおすすめできます。

最後まで楽しく勉強を続けたい人方、文章を読むのがあまり得意ではない方には、TACのみんなが欲しかった!(第4位)やLECの合格のトリセツ(第6位)がおすすめ。

らくらく宅建塾は、勉強期間が少ない人が重要事項に絞って、とにかく暗記中心の勉強をしたいという人に向いています。

テキストは一度決めたら最後まで合格を信じて使いましょう。

合格できる人は、自分で選んだテキストを使って最後まで継続してコツコツと努力できる人です。

冒頭でもお伝えしましたが、効率よく勉強するために、テキストと過去問は必ず同じ種類のものをセットで使用するようにしましょう。

独学用おすすめの宅建過去問についてはこのサイトの中でご紹介しています。こちら👇もご覧下さい

2021年おすすめの宅建過去問【2021年最新】おすすめの宅建過去問をご紹介!宅建士に一発合格できる問題集を比較!

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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